陸羽東線「SL列車」8年ぶり運行 DE10+12系+D51のDL・SL列車も



JR東日本のD51形と12系。【画像:実生の桃/写真AC】

JR東日本の仙台支社とびゅうトラベルサービスは7月28日、陸羽東線・小牛田~鳴子温泉間(宮城県)でDL・SL列車「DL東北DC陸羽東線号」とSL列車「SL東北DC陸羽東線号」を運行すると発表した。大型観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン」(東北DC)の一環。

運転日は9月18・19日の計2日。DL・SL列車「DL東北DC陸羽東線号」はDE10形ディーゼル機関車1両と12系客車4両、D51形蒸気機関車1両で構成され、小牛田10時05分発→鳴子温泉11時47分着の時刻で運転される。SL列車「SL東北DC陸羽東線号」はD51形1両と12系4両で、時刻は鳴子温泉13時03分発→小牛田14時49分着。陸羽東線でSL列車が走るのは8年ぶりという。

いずれも旅行商品専用の団体臨時列車。乗車に際しては「DL東北DC陸羽東線号」「SL東北DC陸羽東線号」を含む旅行商品を購入する必要がある。旅行代金は小牛田発か鳴子温泉発で大人3900円・子供3000円から。特製掛紙付き弁当や記念乗車証が付く。

旅行商品はびゅうトラベルサービスや小田急トラベル、クラブツーリズム、読売旅行が発売する。びゅうトラベルサービスの場合、7月29日から「日本の旅・鉄道の旅」ウェブサイトなどで申込みを受け付ける。

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