日本旅行がCO2排出量「埋め合わせ」旅行商品を発売



日本旅行は2月2日、「カーボンオフセット」の仕組みを取り入れた旅行商品「JRセットプラン Carbon-Zero(カーボン-ゼロ)」を新たに発売すると発表した。

「JRセットプラン Carbon-Zero)」の仕組み。【画像:日本旅行】

国連が掲げる「持続可能な開発目標」の取り組みの一環。日本旅行の旅行商品のオプションプランとして発売するもので、2月12日発売予定の西日本発「赤い風船 旅コレクション」6商品に掲載する。

往復の旅程で利用する新幹線・特急列車の二酸化炭素(CO2)排出量相当額のオプションプランを購入すると、日本旅行が滋賀県造林公社からJ-クレジット(CO2吸収量)を購入。CO2の排出量をオフセット(埋め合わせ)する形になる。

大阪~金沢間の場合、CO2のオフセット量を4.8kgとし、オプション価格は100円になる。新大阪~広島間はオフセット量が6.1kgで、オプション価格は150円だ。

鉄のレール上を鉄車輪の車両が走る鉄道は摩擦抵抗が小さくエネルギー効率が高いため、CO2の排出量がほかの輸送機関に比べ少ない。環境省の資料によると、一人1kmあたりの旅客の輸送機関別のCO2排出量(2018年度)は、鉄道が18gなのに対し、バスが51g、航空が96g、自家用乗用車が117gだ。

鉄道は一度に大量の貨客を運ぶ場合に一定の輸送量あたりのCO2排出量が少なくなるため、利用者が少ないローカル線の列車などでは自家用乗用車よりCO2排出量が増える場合もある。