京王電鉄の国領駅が「西部警察」「太陽にほえろ!」に 1月解散「石原軍団」との縁で



京王電鉄は2月4日、京王線の国領駅(東京都調布市)の列車接近メロディーを、石原プロモーションが制作に関わったテレビドラマ「西部警察」「太陽にほえろ!」のテーマ曲に変更する。記念切符の発売も行う。

記念切符のイメージ。【画像:京王電鉄】

列車接近メロディーは2月20日の始発から変更。1番線ホームは「太陽にほえろ!」に変更し、2番線ホームは「西部警察」のテーマ曲にする。

記念切符は「ありがとう石原軍団記念乗車券」と題し、2月20日の始発から調布駅で限定2000セットを発売する。発売額は1500円。D型硬券の1日乗車券1枚と片道乗車券3枚、専用台紙が付く。券面には「石原軍団」と呼ばれた同社所属俳優が描かれる。

石原プロは1963年、俳優の石原裕次郎(1987年死去)が設立した芸能事務所・制作プロダクション。設立時の事務所は東京都港区にあったが、1973年5月に調布市内に移転し、1991年まで国領駅が事務所の最寄駅だった。その後は同市内の別の場所に移転。今年2021年1月16日に解散した。

2月20~28日の期間、調布市文化会館たづくりむらさきホールで「ありがとう!石原プロモーション~ありがとう、石原軍団~」と題したイベントが開催される予定。ドラマで使用した小道具や、石原プロ所属の俳優・舘ひろしさんが乗っていたバイク(通称「ブラック・カタナ」)や当時の衣装を展示する。記念切符はこのイベント開催を記念して発売するものだ。