伊予鉄道の低床車5000形「10両」に 増備車2月から運転、記念イベントも



伊予鉄道は1月17日、低床式の新型車両5000形を2両増備すると発表した。これにより5000形が計10両になるのを記念したイベントも開催される。

伊予鉄道の5000形。【画像:伊予鉄道】

増備される新型車両は5000形の5009号と5010号の2両で、2月8日に運転開始の予定。これに先立つ2月5日には、古町駅構内で導入記念イベントが行われる。開催時間は10~13時。

このイベントでは、5009・5010号と「坊ちゃん列車」14号を並べての撮影会、5000形の運転台乗車・ドア開閉・アナウンス体験、「坊っちゃん列車」の運転台乗車・転車体験、古町車両工場内の見学、新型車両の貸切運行(古町→道後温泉)が行われる。

イベントの募集人数は30人で参加費1万円。グッズや1日フリー切符などが付く。伊予鉄道のウェブサイトで申込みを受け付けている。募集締切は1月28日17時で、応募多数の場合は抽選。

5000形は伊予鉄道の路面電車線(松山市内線)に導入された低床式の新型電車。2017年にデビューし、これまでに2018年を除き毎年2両ずつ導入されている。

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