JR東日本の長野支社は7月7日、4年ぶりに開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」にあわせ、中央本線の上諏訪駅を発着する臨時列車を増発すると発表した。東京方面への帰路に利用できる夜行特急「諏訪湖花火大会号」も運行する。
花火大会は8月15日の19時から開催。当日の15~18時台は小淵沢・茅野方面から上諏訪方面に向かう下り臨時列車が6本運行され、松本・岡谷方面から上諏訪方面に向かう上り臨時列車も7本運行される。
花火大会からの帰りに対応した臨時列車は20~23時台、茅野・小淵沢方面に向かう上り13本と岡谷・松本方面に向かう下り12本が運行される。また、飯田線方面の岡谷→駒ケ根で岡谷発21~23時台に3本、大糸線の松本→信濃大町で松本発21~23時台に2本の臨時列車が運行される。
夜行列車の特急「諏訪湖花火大会号」は8月15日深夜から16日早朝にかけ運行。運行区間と時刻は上諏訪23時59分→新宿5時00分で、途中、八王子駅と立川駅に停車する。車両は通常「あずさ」「かいじ」で運用されているE353系特急型電車の12両編成を使用。座席は全車指定席だ。
長野支社によると、上諏訪駅では帰りの時間帯、松本方面に向かう客専用の西口臨時改札口を設置する。また、今回発表した列車以外にも臨時列車の運行があるという。
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