つくばエクスプレス車両基地「一般公開」4年ぶり事前応募制で 直通列車の乗車体験も



つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は11月3日、車両基地(TX総合基地、茨城県つくばみらい市)の公開イベント「つくばエクスプレスまつり2023」を実施する。4年ぶりの開催だが今回は完全事前応募制とし、5000人を募集する。

車両基地のTX総合基地(開業前の2003年)。【撮影:草町義和】

開催日時は11月3日の10~15時。車両工場の見学やTX車両との綱引き、車両展示、技術展示、グッズ・車両部品販売、クイズラリーなどが行われる。

このほか、定員制のイベントとして直通列車乗車体験、運転台見学、軌道自動車乗車体験も行われる。直通列車乗車体験では八潮駅から会場のTX総合基地まで乗車できる。運行本数は八潮発10時05分・10時43分・11時35分の3本で所要時間は26~28分。

申込みはTXウェブサイトの専用応募フォームで9月30日23時59分まで受け付ける。定員制イベントへの参加も同時に申し込める。参加費は無料だが、応募多数の場合は抽選。

当日は守谷駅とTX総合基地を結ぶ無料のシャトルバスが運行される。徒歩の場合はTXの守谷駅東口から約30分。関東鉄道常総線の新守谷駅からは約15分でアクセスできる。

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