JR東日本の横浜支社は7月24日、南武線・尻手~浜川崎(浜川崎支線、川崎市)に導入するE127系電車について、9月13日から営業運転を始めると発表した。同線で現在運行されている205系電車を置き換える。
導入されるのは新潟地区で運用されていたE127系を改造したもの。ワンマン運転に対応したほか、車内に防犯カメラを設置やLED方式の車内灯を設置。車体窓下の帯も変更された。4両(2両編成2本)が9月13日から営業運転を順次開始する。
E127系はVVVFインバーター制御と誘導電動機を採用しており、205系より消費電力を抑えられる。ドア数は205系より一つ少ない片側3カ所。半自動ドアスイッチを採用しており、車内温度を保持しやすいなどの利点がある。
※記事を更新しました。(2023年7月24日14時38分)
※記事更新時に写真の誤掲載がありました。おわびして訂正いたします。(2023年7月24日18時43分)
《関連記事》
・南武線・矢向~武蔵小杉の高架化「8両編成」対応のスペース確保へ
・南武線の浜川崎支線に「E127系」導入へ 新潟からお引っ越し、205系を更新