大阪メトロ初「メロディー」中央線でリニューアル 万博客に「ワクワク」してもらう



大阪メトロは6月21日、大阪・関西万博の開催に向け、大阪メトロ中央線の列車接近メロディーと発車メロディーを変更すると発表した。新しいメロディーは2024年度下期に使用開始の予定。同線の全駅に導入する。メロディーを変えるのは大阪メトロ発足後初めて。

現在は大阪メトロ中央線で運用されている30000A系。【画像:大阪メトロ】

大阪メトロは「万博会場へ向かうお客さまにワクワクしていただけるメロディを導入することで大阪・関西万博を盛り上げるとともに、万博後もレガシーとして後世に残します」とし、音環境分野の専門家や客の意見を取り入れながら「すべての人に聞きやすいオリジナルのメロディ」を目指すとしている。

大阪メトロ中央線の大阪港駅。【撮影:草町義和】

大阪メトロ中央線は夢洲地区で大阪・関西万博が2025年に開催されるのにあわせ、コスモスクエア~夢洲(仮称)を結ぶ新線「北港テクノポート線」に直通。万博会場へのアクセス輸送を行う予定だ。

大阪メトロによると、列車接近メロディーは1989年から、発車メロディーは1990年から順次各線に導入。メロディーのリニューアルは今回の大阪メトロ中央線が初めてという。

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