岡山・福山エリアに駅ナンバリング 8路線の82駅、岡山駅を中心に放射状で付番



JR西日本は7月28日、岡山・福山エリアの8路線82駅に駅番号制(駅ナンバリング)を導入すると発表した。

宇野線(宇野みなと線)の終点・宇野駅。駅ナンバリングは「L15」になる。【画像:niboshi-photos/写真AC】

同社の岡山支社は2016年、海外客向けの案内を改善するため、岡山・福山エリアのおもな路線名をアルファベットで表現した「路線記号」と、各線の特徴を色で表現した「ラインカラー」を導入している。さらに今回、路線記号を付けた10路線のうち8路線の82駅に駅ナンバリングを導入し、案内の向上を図る。

駅ナンバリングは岡山駅を「01」とし、放射状に番号を付与する。各線の番号は次の通り。

山陽本線 岡山~三石 JR-S01~S11
山陽本線 岡山~福山 JR-W01~W14
山陽本線 福山~三原 JR-X14~X20
吉備線(桃太郎線) 岡山~総社 JR-U01~U10
山陽本線・伯備線(伯備線) 岡山~新見 JR-V01~V18
宇野線・本四備讃線(瀬戸大橋線) 岡山~児島 JR-M01~M12
宇野線(宇野みなと線) 岡山~宇野 JR-L01~L15
赤穂線 岡山~寒河 JR-N01~N16

各駅の駅ナンバリングは、駅名標や海外向けウェブページの路線図、自動放送(一部車両、2021年春頃)などで使用する。今年2020年9月以降、順次使用を開始する予定だ。

路線記号・ラインカラーの区間とイメージ。【画像:JR西日本】