山口線「DLやまぐち号」7~8月の運行計画 DE10形「重連運転」は計2日



JR西日本は6月7日、ディーゼル機関車が牽引する山口線の客車列車「DLやまぐち号」の7月から8月にかけての運行計画を発表した。一部の日はディーゼル機関車を2両連結する重連運転を行う。

DD51形が牽引する「DLやまぐち号」。【画像:JR西日本】

運転日は7月15~17・22・23・30日と8月5・6・11~13・19・20日。牽引機はDD51形ディーゼル機関車だが、8月19・20日はDE10形ディーゼル機関車2両の重連運転になる。運行区間と停車駅、時刻は次の通り。

●下り
新山口10時50分発→湯田温泉11時05分発→山口11時12分発→仁保11時27分着・11時33分発→篠目11時56分発→長門峡12時02分発→地福12時16分着・12時30分発→鍋倉12時35分発→徳佐12時42分発→津和野12時58分着

●上り
津和野15時54分発→徳佐16時17分発→鍋倉16時22分発→長門峡16時42分発→篠目16時52分発→山口17時17分発→湯田温泉17時22分発→新山口17時38分着

DE10形はJR東海とJR四国を除くJR各社で運用されているほか、私鉄や第三セクター鉄道への譲渡車もある。写真は東武鉄道のDE10形。【撮影:草町義和】

「やまぐち号」は国鉄時代の1979年から山口線で運行されているSL列車。C57形蒸気機関車の1号機かD51形蒸気機関車の200号機が客車を牽引して走る。しかし、C57 1・D51 200ともに部品の破損で運用から離脱しており、2022年5月以降はディーゼル機関車牽引の「DLやまぐち号」として運行されている。

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