大阪メトロ四つ橋線「自分で作ったヘッドマーク」掲出サービス 全通50周年企画



大阪メトロは1月25日、自分で作ったオリジナルデザインのヘッドマークを四つ橋線の列車に掲出できるサービスを販売すると発表した。同線の開業50周年を記念した特別企画。

2022年11月に全通50周年を迎えた四つ橋線。【撮影:草町義和】

サービスの購入者自身がヘッドマークのデザインを作成。このデザインに基づき大阪メトロがシール式のヘッドマークを制作し、四つ橋線を走る車両(1編成)の先頭部に掲出する。掲出終了後は記念品としてヘッドマークのステッカーを購入者に渡す。

ヘッドマークの制作に際しては大阪メトロによる審査があり、公序良俗に反するものや著作権の侵害が疑われるものなどは制作できない。広告宣伝を目的とした用途でも利用することができない。

価格は11万円。2月1日13時から3月31日まで大阪メトロ公式オンラインショップで販売するが、販売数は10点限定で完売次第終了する。ヘッドマークの掲出期間は3月20日~10月31日の期間中の10日間。

オリジナルヘッドマークは先頭部の左上に掲出される。【画像:大阪メトロ】

大阪メトロによると、これまでも開業周年の節目やイベント開催時などにヘッドマークを掲出した車両を運行してきたが、一般客向けにヘッドマーク掲出サービスの販売を行うのは今回が初めてという。同社は「ご家族やご友人の記念日などのお祝いの想いを、50周年を迎えた四つ橋線へのお祝いと合わせて車両に乗せてみてはいかがでしょうか」とアピールしている。

四つ橋線は戦時中の1942年に大国町~花園町が開業。戦後の1956年から順次延伸し、1972年11月9日に西梅田~住之江公園が全通した。2022年11月9日に全通50周年を迎えている。

《関連記事》
阪急「新大阪連絡線」始動から80年、最初の計画からどう変わった?
大阪メトロ中央線「森之宮新駅」整備へ 車両基地を活用、大阪公大などアクセス