JRグループ7社は12月12日、ダイヤ改正を来年2026年3月14日に実施すると発表した。おもな内容は次の通り。
東北新幹線
下り東京発11時台と上り新青森発15時台に「はやぶさ」を増発。夜間作業時間拡大のため最終列車の時刻を繰り上げる。

東北・山形新幹線
「つばさ」の車両をE8系電車に統一。一部の列車で宇都宮~福島の最高速度を300km/hに引き上げ、所要時間は東京~山形で4分短縮する。

上越新幹線
夜間作業時間拡大のため最終列車の時刻を繰り上げる。
北陸新幹線
「かがやき」一部列車の所要時間を東京~敦賀で1~3分短縮。東京~福井は最短で2時間40分台になる。下り敦賀行き「かがやき」の最終列車は19時台から20時台に変更し、首都圏での滞在時間を拡大する。
東海道新幹線
一部時間帯で臨時「のぞみ」増発。「のぞみ」の1時間あたりの最大運行本数を現在の12本から1本多い13本にする。東京~新大阪を2時間30分で運行している「のぞみ」の一部は所要時間を短縮し、2時間27分で運行する「のぞみ」を増やす。
東海道・山陽新幹線
博多発→品川行きの最終臨時「のぞみ」を増設。定期列車の最終「のぞみ」と比較した場合、博多駅で18分の繰り下げになり、新大阪駅や名古屋駅では21分の繰り下げになる。

山陽・九州新幹線
九州新幹線「つばめ」の所要時間を見直し、山陽新幹線との接続を改善する。

夜行列車
寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の下り東京発の運行時刻を東京→浜松で変更。東京発を24分繰り上げる。夜間作業時間を確保するため。

JR北海道
北海道内を走る特急列車の座席を全席指定席化。利用者の少ない函館本線の仁山駅と二股駅はダイヤ改正にあわせて廃止する。

JR東日本
東海道本線の東京~平塚で特急「湘南」を平日夜間帯に増発。17時30分~22時のあいだ、おおむね30分間隔で運行する。
埼京線は川越~新宿で平日朝ラッシュ時に通勤快速を増発。横浜線は早朝時間帯に根岸線直通列車を増やす。仙石線は仙石東北ラインの列車を除き車両をE131系電車に統一。日中時間帯に増発する。また、仙石線と横浜線でワンマン運転を開始する。

JR東海
武豊線と関西本線で運行している定期列車(特急「南紀」と快速「みえ」除く)はすべて新型車両の315系電車4両編成とし、ワンマン運転を開始。一部の列車はいまより車両が増える。また、飯田線の中部天竜~天竜峡でワンマン運転を開始する。

JR西日本
有料座席サービス「うれしート」を拡大。大阪環状線と呉線で新たにサービスを開始し、すでに導入している線区でもサービス提供列車を増やす。
奈良線「みやこ路快速」「区間快速」は停車駅を増やし、新たに稲荷駅に停車。JR小倉駅と新田駅は「区間快速」に加え「みやこ路快速」も停車するようになる。
このほか、山陽本線・姫路~英賀保で新駅「手柄山平和公園駅」が開業する。

JR九州
博多方面~肥前鹿島を結ぶ特急「かささぎ」が減便。日南線の観光列車「海幸山幸」は宮崎発→南郷行きの列車を宮崎空港経由に変更する。
筑肥線の姪浜~唐津で福岡市営地下鉄線から直通する列車を増やし、筑前前原駅での乗り換えを減らす。

JR貨物

東京→大阪や名古屋→福岡、仙台~東京・名古屋・大阪などで貨物列車の輸送力を増強。宇都宮→広島と新南陽→宇都宮、名古屋→熊本、福岡→金沢で大型コンテナ(31フィートコンテナ)の取り扱いを開始する。
おもに東北本線を中心に運用しているEH500形電気機関車の運用範囲を拡大し、上越線でも運行。輸送障害が発生した場合の迂回輸送を強化する。
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