JR東海バス「35」にこだわるツアー 名鉄バス・豊鉄バスとコラボ



JR東海バスは6月24日、「3と5にこだわるバスファンツアー第1弾」と題したツアーを実施する。JR東海バスの発足35周年にちなんだもので、名鉄バス・豊鉄バスとコラボする。JR東海バスと豊鉄バスのコラボは今回が初めて。

ツアーパンフレットの一部。【画像:JR東海バス】

行程は次の通り。

名古屋駅広小路口9時00分(8時45分集合)→もっくる新城(休憩)→豊鉄バス新城営業所(豊鉄バスへ乗換え)→豊鉄バス豊橋営業所(バス撮影)→ちくわの里→名古屋駅広小路口

ツアーでは3社5台のバスを使用。往路・復路でJR東海バスの3列プライベート・シート車(三菱ふそうエアロエース)と名鉄バスの3列プレミアム・ワイド車(三菱ふそうエアロクイーン)に乗車し、豊鉄バスは路線バス車3台に分散して乗車する。豊鉄バスの車両は「当日のお楽しみ」という。

昼食は壺屋の稲荷ずしで、おみやげとして有楽製菓「ブラックサンダー」とヤマサちくわのかまぼこが付き、三河地方の名物3種を楽しめる。いずれもオリジナルデザインが施される。

旅行代金は9500円で50人を募集。申込みはJR東海バスのウェブサイトで6月15日13時まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選。

JRバスは国鉄自動車局が運営していたバス(国鉄バス)が前身。1987年の国鉄分割民営化では、旅客6社が各社エリアの国鉄バスを引き継いだ。このうち本州3社のJRバスは翌1988年に分社化。JR東海エリアのJRバスは同社が全額出資するJR東海バスに引き継がれた。

このため、JR鉄道各社とJRバス本州各社は発足年に1年のずれがある。JR鉄道各社の発足35周年は昨年2022年だったが、JR東海バスを含むJRバス本州3社は今年2023年に発足35周年を迎えた。

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