南海電鉄は10月1日、高師浜線の全線開業100周年にあわせ、記念イベントを開催すると発表した。記念ヘッドマークの掲出や記念乗車証の配布などを行う。
ヘッドマークは10月4日から2020年3月31日まで掲出する予定。沿線の工場夜景を車体にデザインした2200系ラッピング車両にヘッドマークを取り付け、高師浜線のほか多奈川線、加太線、和歌山港線、高野線の岸里玉出~汐見橋間(汐見橋線)を走る。
記念乗車証は10月5日から羽衣駅と高師浜駅で、先着3000枚の限定配布になる。このほか、駅員や車両を体験できるイベント「鉄道学校」を高石市内在住の小学生限定で実施(10月26日)。工場夜景の撮影ツアーも行われる。
高師浜線は南海本線の羽衣駅から分岐して高師浜駅までの1.5kmを結ぶ鉄道路線。1918年10月2日に一部が開業し、1919年10月25日に全線が開業した。
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