広島電鉄グッズ「リモート対面販売」再実施 画面上で商品紹介、その場で購入



広島電鉄は2月23~25日、同社のオリジナルグッズ販売イベント「第2回ひろでんグッズのリモート対面販売」を実施する。

広島電鉄の路面電車。【撮影:草町義和】

ウェブ会議室システム「Zoom」を使用。参加者には一組ずつ決まった時間に「Zoomミーティング」に入室してもらい、広島電鉄の社員がリアルタイムに商品を説明する。参加者は気に入った商品をその場で購入し、商品は参加者の自宅に発送する。参加した場合、少なくとも1個は購入する必要がある。

「リモート対面販売」で社員が商品を説明するイメージ。【画像:広島電鉄】

販売商品は広島電鉄の電車・バスを題材にしたオリジナルの雑貨、玩具など。「ネクタイピン100形正面」(1000円)など窓口では購入できないグッズも販売する。

参加は事前申込制で50組程度を募集。開催時間は各日12時から19時にかけ1時間ずつに分け、1組あたりの所要時間を最大15分とする。申込みは2月17日まで広島電鉄のウェブサイトで受け付けている。

広島電鉄によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、広島県外から観光などで広島を訪問して窓口で商品を購入することが難しくなっており、グッズの入手機会が減っている。このためリモート対面販売を企画。昨年2021年11月に初めて実施したところ好評で、北海道からの参加者もいたという。

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