京都鉄道博物館の現役車両展示、冬休みは「DEC741」「WE銀河」関連グッズ販売も



京都鉄道博物館は現役車両の冬休み展示企画として、JR西日本の事業用気動車「DEC741」と長距離列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」の特別展示を実施する。

12月22日から京都鉄道博物館で展示されるDEC741。【撮影:草町義和】

京都鉄道博物館は本館1階に営業線とつながっている引込線があり、2016年の開館時から現役車両の展示企画が実施されている。DEC741の展示日時は12月22~26日の開館時間。DEC741などをデザインしたA4クリアファイル付きの入館券(一般1800円)も予約サイト「アソビュー!」で12月20日16時30分から発売される。

京都鉄道博物館のミュージアムショップ(旧二条駅舎内)では12月22日から関連グッズが販売される。おもな商品と価格は、JR西日本事業用車両のトレーディングアクリルマグネット(750円)やマグカップ(全2種、各1800円)、ブランケット(3850円)、B5ノート(350円)、A4クリアファイル(330円)。

DEC741は2021年にJR西日本が導入したJR西日本の総合検測車。JR西日本エリアなどの在来線架線検測を実施していた電気検測用交直流電車のクモヤ443系を置き換えるため製造された。従来からの架線検測装置に加え、現在は人が現地で実施している地上検査を車上化するための各種装置を搭載している。

DEC741に続いて「ウエストエクスプレス銀河」の特別展示も実施される。【撮影:鉄道プレスネット編集部】

続いて12月28日の12時から来年2023年1月5日の14時まで「ウエストエクスプレス銀河」が展示される予定。関連イベントの実施も計画されている。

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