内房線の安房勝山駅も「郵便局」整備へ 郵便・駅の窓口業務を一体運営



日本郵便関東支社とJR東日本千葉支社は5月10日、内房線の安房勝山駅(千葉県鋸南町)で郵便窓口業務と駅窓口業務の一体的な運営を実施すると発表した。同線の江見駅に続くもの。

内房線など房総各線の普通列車で運用されているE131系。【画像:しろかね/写真AC】

一体的運営は2024年夏頃から実施の予定。日本郵便が安房勝山駅の敷地内に安房勝山駅郵便局(仮称)を開局する。同局が駅窓口業務を受託し、運賃の精算や案内、列車の発車時刻の案内、交通系ICカード「Suica」のチャージなどを行う。普通乗車券や定期券の販売は行わない予定だ。

安房勝山駅郵便局のイメージ。【画像:日本郵便・JR東日本】

JR東日本千葉支社と日本郵便関東支社は2018年、地域活性化の協定を締結。2020年8月から、内房線の江見駅で一体的な運営を始めた。同駅の敷地内に新しい郵便局舎を整備し、郵便業務のほか駅窓口としての業務も行っている。

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