東急田園都市線「地下5駅」リニューアル、第2弾は桜新町 桜並木を思わせるデザイン



東急と東急電鉄の2社は4月28日、田園都市線・桜新町駅(東京都世田谷区)のリニューアル工事に着手すると発表した。5月15日に着工。2026年夏の完成を予定している。

桜新町駅の改札口付近のリニューアルイメージ。【画像:東急・東急電鉄】

コンセプトは「WITH THE CHERRYBLOSSOMS」。桜新町駅のカラーである桜色の既存タイルを生かしつつ、桜新町駅周辺の風景や人々の暮らしに寄り添うような空間デザインにしたという。

地下2階・地下3階のホーム階には、桜並木を思わせるアーチ状の壁面を新設する。木材のカウンターやベンチも設置し、「桜の木の下に人が佇むようなほっとする居場所」を創出するという。

ホーム階のリニューアルイメージ。【画像:東急・東急電鉄】

このほか、空調機を大幅に増強、新設する。駅構内の快適性の向上を図るとともに、空調設備の効率的な運用を行うなどして、脱炭素・循環型社会に向けた取り組みを実施するとしている。

2社は田園都市線の地下区間にある5駅をリニューアルするプロジェクト「Green UNDER GROUND」を企画。第1弾として2017年7月から駒沢大学駅のリニューアル工事を進めている。桜新町駅のリニューアル工事は第2弾になる。

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