福岡市交通局は7月1日、七隈線の延伸区間に設ける中間駅(仮称)について、開業時の駅名を「櫛田神社前駅(くしだじんじゃまええき)」に決めたと発表した。
交通局は駅名を最寄りの神社名としたことについて、「お櫛田さん」の愛称で市民に広く親しまれていることや、毎年奉納されている博多祇園山笠がユネスコ無形文化遺産に登録されていることから観光客などが多数訪れる場所とし、神社の名前を駅名に取り込むことで利便性の向上や地下鉄の利用促進につながることが期待できるとしている。
延伸区間は天神南~博多間の1.6km。この区間のほぼ中央に中間駅の設置が計画され、2022年度の開業を目指して現在工事中だ。櫛田神社は同駅の北側にある。
このほか、終点の博多駅(仮称)はそのまま「博多駅(はかたえき)」が開業時の正式な駅名になる。
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