JR東日本は5月13日の17時45分頃から14日の4時10分頃にかけ、東青梅駅のホーム延伸のための線路切替工事を実施する。これに伴い、5月13日の夜は東青梅駅を含む一部の区間で列車を運休する。
運休日時は5月13日の17時30分頃から終電まで。このうち17時30分頃から20時頃までは、河辺~青梅を運休して同区間で代行バスを運行し、立川~河辺と青梅~奥多摩は時刻変更を伴う折り返し運転を行う。立川~河辺の列車は中央線との一部直通運転を実施。代行バスの所要時間は約15分になる。
20時頃から21時30分頃までは、高圧電気設備の工事により運休区間が拡大する。立川~拝島は時刻変更を伴う折り返し運転を実施。中央線との一部直通運転を実施する。拝島~河辺は、拝島駅を20時10分頃に発車する下り列車と河辺駅を20時30分頃に発車する上り列車を最後に60分ほど運休。河辺~青梅は代行バスを運行する。青梅~奥多摩は、青梅駅を20時10分頃に発車する下り列車と奥多摩駅を19時50分頃に発車する上り列車を最後に90分ほど運休する。
21時30分頃から終電までの運転計画は17時30分頃~20時頃と同じ。立川~河辺と青梅~奥多摩で折り返し運転を行い、河辺~青梅は代行バスを運行する。
20時から22時までのあいだは乗車券類の特殊取扱いも行われる。青梅線の牛浜駅を発着とする乗車券類で五日市線の熊川駅を乗り降りできるようにするほか、青梅線の福生駅を発着とする乗車券類では八高線の東福生駅を乗り降りできるようにする。
中央線と五日市線は通常運転だが、青梅線への直通列車は行先が変更される。河辺~青梅のあいだにある踏切は、市役所前踏切と東青梅踏切が5月13日17時45分頃から14日1時頃まで通行止めに。東青梅第2踏切も5月13日の17時45分~23時頃は通行止めになる。
5月14日は始発列車から、東青梅駅で下り線(1番線)の使用を中止。上下線すべての列車が現在の上り線(2番線)から発着する。
中央線快速はグリーン車2両を増結することが計画されており、中央線快速が直通する青梅線では東青梅駅などでホームの延伸工事が進められている。
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