キハ189系の貸切列車で京都鉄道博物館「直行」ツアー 北方貨物線も経由



JR西日本・日本旅行・京都鉄道博物館は「キハ189系で直行!京都鉄道博物館の旅」と題した日帰りツアーを共同で企画した。5月28日に実施する。

ツアーの貸切列車で使われるキハ189系。【画像:マサユキ/写真AC】

「はまかぜ」で運用されている特急型気動車キハ189系3両編成の貸切列車に乗車する。通常は回送列車を除き旅客列車が走っていない尼崎~吹田貨物ターミナル間の東海道本線貨物支線(北方貨物線)などを走行。京都鉄道博物館に隣接する車両基地(梅小路運転区)で下車し、博物館に直行する。経路は次の通り。

大阪9時04分頃→大久保(折り返し)→神戸(1番線停車・記念撮影)→(北方貨物線経由)→京都→(京都貨物線)→梅小路運転区留置線(京都鉄道博物館、12時15分~16時)→京都→大阪17時30分頃

通常は旅客列車が走っていない北方貨物線。【撮影:草町義和】

キハ189系は2種類のヘッドマークシールを貼り付けて運行する。京都鉄道博物館ではツアー客専用の「SLスチーム号」に乗車。通常は公開していない特急型気動車キハ81系の車内もツアー客限定で公開する。クイズイベントや鉄道ジオラマ上映も行う。昼食は貨物列車のコンテナを模した容器の「JR貨物コンテナ弁当」を提供する。

旅行代金は大人1万7800円・子供(小学生)1万5800円。申込みは4月27日15時から日本旅行「赤い風船 関西版」ウェブサイトで受け付ける。

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