近鉄は4月27日、近鉄線を6月に限り自由に乗り降りできるフリー切符「近鉄全線2日間フリーきっぷ」を発売すると発表した。
6月1～30日の期間中、乗車開始日とその翌日の連続する2日間に限り、近鉄の鉄道全線を自由に乗り降りできる。生駒ケーブルと西信貴ケーブルも利用可能だ。索道の葛城山ロープウェイは片道または往復の1回に限り所定運賃の50％引きで利用できるが、6月14～30日は定期検査のため運休する。特急列車は特急券を別途購入すれば利用できる。
発売期間は5月8日～6月28日。乗車開始日の1カ月前から前日まで、近鉄主要駅の特急券発売窓口や近鉄の定期券・特急券自動発売機で購入できる。近鉄ウェブサイトからのインターネット通信販売（送料は購入者負担）にも対応する。
発売額は大人3000円・子供1500円。大人の場合、片道なら営業キロが191～200kmの区間と同額で、往復なら片道86～90kmの区間（往復3060円）より少し安くなる。大阪難波～近鉄名古屋の場合、所定運賃（2860円）より140円高く、同区間の往復ならほぼ半額だ。
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