臨時特急「まほろば」大阪うめきた発着で初運行 3月から6月、半額特急券を発売



JR西日本は1月20日、臨時特急「まほろば」を3月から6月にかけ運行すると発表した。これまでの運行区間は新大阪~奈良だったが、今回は大阪駅北側の地下ホーム(うめきたエリア)に乗り入れ、初めて大阪~奈良で運行される。

臨時特急「まほろば」で使われる287系。【画像:JR西日本】

運転日は3月25・26日、4月1・2・8・9・15・16・22・23日、5月27・28日、6月3・4・10・11月。大阪~奈良を1時間前後で結ぶ。

運行時刻は大阪発が大阪9時58分発→新大阪10時04分発→奈良10時56分着、奈良発は奈良17時41分初→新大阪18時36分着→大阪18時43分着。車両は287系特急型電車の3両編成を使用する。全車指定席で乗車には乗車券のほか指定席特急券が必要だ。

「まほろば」の運行区間。今回から大阪(うめきた)発着になる。【画像:JR西日本】
車両側面の愛称表示イメージ。【画像:JR西日本】

JR西日本は「まほろば」運転にあわせ、ネット予約サービス「e5489」限定の「まほろばチケットレス特急券(大阪~奈良)」を発売する。発売額(大人・普通車指定席・片道)は860円で、所定額(通常期1730円)のほぼ半額になる。発売期間は2月25日~6月11日で、利用期間は3月25日~6月11日の「まほろば」運転日。

「まほろば」は2019年11月から新大阪~奈良(おおさか東線経由)で断続的に運転されている臨時特急。今年2023年3月18日のダイヤ改正で大阪駅の地下ホーム(うめきたエリア)が使用開始しておおさか東線の列車が新大阪発着から大阪(うめきた)発着に変わることから、「まほろば」も大阪(うめきた)発着に変わる。

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