京阪電鉄は8月18日、座席指定車「プレミアムカー」を拡充すると発表した。現在は1編成につき1両連結しているが、一部の編成は1両増やして2両にする。10月26日のダイヤ改正にあわせて実施する。

プレミアムカーが増えるのは3000系電車の編成。現在は6号車をプレミアムカーとしているが、ダイヤ改正にあわせて5号車を新造したプレミアムカーに変更し、5・6号車の2両体制とする。新造する5号車のプレミアムカーは6号車のプレミアムカーとは仕様が一部異なり、大型荷物スペースを拡大。乗降口は6号車寄りに設ける。8000系電車のプレミアムカーは従来通り6号車の1両だ。

ダイヤ改正に先立つ10月23~25日に車両の組み替えを実施。10月25日は3000系の運行を行わない。このため一部の列車ではプレミアムカーのサービスを実施しない。10月26日からは、昼間片道1時間あたりのプレミアムカー提供座席数を約200席から280席に増やす。

プレミアムカーは2017年にサービスを開始した有料座席指定サービス。専用の座席指定車を新造して8000系の編成に1両組み込み、2021年1月から3000系の編成にも1両組み込んだ。京阪電鉄親会社の京阪ホールディングスは2023年3月に公表した京阪グループの中期経営計画で、プレミアムカーの増備を盛り込んでいた。

京阪電鉄はプレミアムカーの2両化について「これまでは満席でご予約をお取りいただけない便も多くありましたが、着席サービスがますます充実し、より多くのお客さまに「プレミアムカー」での特別で上質な時間をお届けできるようになります」とアピールしている。
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