大阪駅うめきた地下ホーム「見学会」来年2月に 運行開始後は立入禁止の場所も



JR西日本は来年2023年2月5日、「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」の使用開始に先立ち同ホームの見学イベント「うめきた地下探検」を開催する。

「ふすま」タイプのホームドアが設置された大阪駅(うめきたエリア)の地下ホーム。【撮影:草町義和】

開催時刻は12時30分~16時。135人を招待して9グループに分けて実施する。1グループの見学時間は約1時間30分で参加費は無料。申込みはJR西日本の公式アプリ「WESTER」で今年2022年12月12日12時から12月29日23時59分まで受け付ける。2023年1月16日以降、メールで当選を順次通知する。

大阪駅(うめきたエリア)地下ホームは東海道本線貨物支線(梅田貨物線)のルート変更・地下化に伴い、大阪駅北側の再開発エリア「うめきた2期」(梅田貨物駅跡地)内に設けられる地下ホーム。梅田貨物線経由の特急「はるか」「くろしお」が停車するほか、おおさか東線の列車も乗り入れる。

ホームにはフルスクリーンホームドアとしては世界初とされる「ふすま」タイプの全ユニット可動式を採用。停車した車両のドアの数や位置にあわせて開口部を自在に構成することができる。

見学会ではホームだけでなく線路も歩ける。【撮影:草町義和】

2月13日から梅田貨物線の地下ルートでの運行が始まり、地下ホームの使用開始は2023年春からの予定。これに先立ち行われる見学会では使用開始前の地下ホームだけでなく、運行開始後は立入禁止になる線路を歩くこともできる。また、参加者には当日限定のおみやげも用意される。

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