久大本線・肥薩線・吉都線は10月3日までに再開へ 台風14号で被災



JR九州は9月29日、台風14号の影響で運転を見合わせている各線のうち、久大本線と肥薩線、吉都線の運転を10月3日までに再開すると発表した。

土留壁・道床が流出した久大本線・野矢~由布院。【画像:JR九州】

久大本線・豊後森~由布院(大分県)と肥薩線・吉松~隼人(鹿児島県)は10月2日の始発から運転を再開。吉都線(鹿児島県・宮崎県)も10月3日の始発から運転を再開する。日南線・南郷~志布志(宮崎県・鹿児島県)は再開のめどが立っていない。

久大本線に乗り入れる博多~由布院の観光列車「或る列車」は10月7日の便から再開し、10月2・3日は運休する。また、肥薩線の八代~吉松(熊本県・宮崎県・鹿児島県)は2020年の水害による運休が続いており、一部区間で代行タクシーが運行されている。

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