熊本電鉄菊池線の終点・御代志駅(熊本県合志市)の移設工事がほぼ完了し、10月10日の始発から新しい御代志駅の使用が始まる。合志市が御代志地区で進めている土地区画整理事業の一環。
新しい御代志駅は現在地から南へ約200m。駅の西側には駅前広場を設け、交通結節機能の向上を図る。これにより熊本高専前~御代志の線路の一部が東寄りに移り、途中にある再春医療センター前駅も新ルート上に移設される。
この土地区画整理事業は2018年度から始まり2020年に起工。御代志駅の移設のほか、国道387号の東側と西側を直接結ぶ都市計画道路を整備して国道387号交差点のクランク解消を図る。現在の御代志駅から再春医療センター前駅にかけては線路の移設により創出される国道387号東側のスペースを大街区とし、商業施設を設ける。
《関連記事》
・東京メトロ東西線の車両基地に日比谷線の電車 「再就職先」への出発待つ
・熊本空港アクセス鉄道「肥後大津ルートに将来の発展性」知事答弁、建設費安く直通も