広島電鉄から銚子電鉄へ「開業100周年のリレー」共同イベント あの社長も登場予定



広島電鉄は9月12日、いつも厳しい経営で話題を集めている銚子電鉄(千葉県)との共同イベント「100周年を止めるな!~広電から銚電へのバトンリレー~」を広電西広島駅そばのイベントスペース「KOI PLACE(コイプレ)」で実施する。

広島電鉄(左)と銚子電鉄(右)の電車。【撮影:草町義和、加工:鉄道プレスネット】

開催時間は17~20時。銚子電鉄の「ぬれ煎餅」「まずい棒」や広島電鉄の宮島線100周年記念グッズを販売する。銚子電鉄の商品はアイディア商品の展開などで経営再建を目指していることで知られる社長・運転士の竹本勝紀氏が自ら販売する予定。銚子電鉄制作の映画「電車を止めるな!~のろいの6.4km~」予告編や広島電鉄PR動画のスクリーン上映も行われる。

このほか、9月19・23・25・30日の計4日5回、コジマホールディングス西区民文化センターで「電車を止めるな!」が上映される。鑑賞料金は大人2000円・中学生1200円・小学生1000円で銚子電鉄のオリジナルプレゼント付き。

広島電鉄では同社の宮島線が今年2022年8月22日に開業100周年を迎えた。来年2023年7月には銚子電鉄も開業100周年を迎える。広島電鉄は共同イベントを機に銚子電鉄への「100周年のリレー」を行い、今後は2023年の銚子電鉄開業100周年に合わせた連携イベントなどの実施に向け検討を進めるとしている。

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