新潟の地酒列車「越乃 Shu*Kura」青森に初出張 青い森鉄道・JR大湊線で4月運転



JR東日本の盛岡支社や青い森鉄道などは2月15日、新潟エリアを中心に運転している観光列車「越乃 Shu*Kura」を青森県内で初めて運転すると発表した。

新潟の地酒をテーマにした観光列車「越乃Shu*Kura」。【撮影:草町義和】

「あおもり Shu*Kura」と題し、4月17日に運転。青森駅から青い森鉄道線とJR大湊線を経由して大湊駅まで運転する。時刻は次の通り。

●往路
青森10時32分頃発→浅虫温泉10時48分頃着・10時52分頃発→野辺地11時22分頃着・11時40分頃発→下北12時40分頃着・12時40分発→大湊12時45分頃着

●復路
大湊15時58分頃発→下北16時02分頃着・16時03分発→野辺地16時58分頃着・17時20分頃発→浅虫温泉17時43分頃着・17時47分頃発→青森18時06分頃着

旅行商品の団体臨時列車として運転され、申込みはびゅうトラベルサービスのウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」で2名以上で受け付ける。20歳未満の人は申込みできない。旅行代金は一人あたり7200円から。

「越乃 Shu*Kura」は、新潟の地酒をコンセプトにした観光列車。2014年5月に運転を開始した。キハ40系気動車を改造した3両編成で、通常は新潟県内の上越妙高~十日町間で運転。車内で新潟の地酒を提供している。

「あおもり Shu*Kura」では、青森の地酒「吟冠 吟醸造 喜久泉」「関乃井生貯蔵酒」とおつまみを提供。車内のイベントスペース(2号車)で津軽三味線などの生演奏を行う。