阪神電鉄『涼宮ハルヒ』に 武庫川線を装飾、記念入場券やスタンプラリーも



阪神電鉄は7月15日、テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』とのコラボ企画「涼宮ハルヒの巡遊」を7月23日から9月25日まで開催すると発表した。武庫川線(兵庫県西宮市)の車両などを装飾するほか、記念入場券の発売やデジタルスタンプラリーなどが行われる。

『涼宮ハルヒ』キャラクターで装飾される武庫川線車両の副表の想像画。【画像:阪神電鉄】

武庫川線では同線で運用されている全4編成を装飾。副表と車内広告が『涼宮ハルヒの憂鬱』に登場するキャラクターのイラストで描かれる。デザインは編成ごとに異なる。各編成の運行予定は期間中、阪神電鉄のウェブサイトで公開する。

このほか、UR都市機構の武庫川団地内で保存されている阪神電鉄「赤胴車」を『ハルヒ』デザインのドアステッカーで装飾。阪神バスの西宮山手線・鷲林寺線でもバス1台が装飾される。

コラボ記念の入場券は大阪梅田・尼崎・甲子園・御影・神戸三宮・新開地の6駅セット。1セット1000円で8月1日から6駅の駅長室で発売される。

『涼宮ハルヒ』コラボ記念入場券の想像画。【画像:阪神電鉄】

阪神甲子園球場内の甲子園歴史館では『涼宮ハルヒの憂鬱』の「場面写」約20点を展示。西宮市内5カ所のポイントでスタンプを集めるデジタルスタンプラリーも行われる。9月18日には甲子園球場で行われる阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズの試合を「涼宮ハルヒの球宴」として開催し、トークショーやコラボグッズの販売などが予定されている。

テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』は、谷川流さんのライトノベル『涼宮ハルヒ』シリーズが原作。2006年と2009年に放送された。阪神電鉄によると、西宮市内の様子が作品中に多く描かれているという。

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