西武鉄道は5月12日、「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用してバリアフリー設備の整備を加速すると発表した。実質的な値上げになる。
鉄道駅バリアフリー料金制度は2021年に創設された料金制度。ホームドアやエレベーター、エスカレーターなどバリアフリー設備の整備費を運賃に上乗せする。これまでにJR東日本と東武鉄道、東京メトロが2023年春に導入する方針を示している。
西武鉄道も2023年春からの収受開始を目指す。料金設定や整備計画などの詳細は国に整備等計画を届け出る際に案内するとしている。
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