JR東日本の回数券「9月終了」条件によっては発売継続



JR東日本は4月26日、一部の条件を除き回数券の発売を9月30日限りで終了すると発表した。同社は利用状況や経営環境の変化、チケットレスサービスの普及などを踏まえたとしている。

JR東日本の列車。【撮影:草町義和】

発売が終了するのは、JR東日本線内で完結する区間の普通回数乗車券。発売終了までに購入した回数券は発売終了後も有効期間が満了するまで利用できる。また、身体障害者割引や知的障害者割引、通学用割引の普通回数乗車券は引き続き発売される。

JR東日本はICカード「Suica」を使えるエリアで「リピートポイントサービス」を提供しており、これが回数券の実質的な代替サービスになる。同一運賃区間の利用が同一月内に10回以上で、運賃1回分相当の「JRE POINT」が還元される。ただし「Suica」の利用と「JRE POINT」の登録が必要で、「Suica」エリア外では利用できない。

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