相鉄・鶴ケ峰駅「地下化」施工会社を募集 年内に事業認可、着工へ



相鉄は4月25日から、本線・鶴ケ峰駅付近(横浜市)で実施する連続立体交差事業(連立事業)の施工会社を募集する。

相鉄線の列車。【撮影:草町義和】

工事期間は2022年下期から2033年度末の予定。これに先行して土木工事の施工会社の選定を行う。応募要領は相鉄施設部の建設課事務所で4月19日から配布している。募集期間は5月13日まで。

この連立事業は、相鉄本線の保土ケ谷区西谷4丁目(西谷駅付近)から旭区二俣川2丁目(二俣川駅付近)まで約3.2kmが事業区間。鶴ケ峰駅とその前後の約2.1kmを地下化し、踏切10カ所を解消する。このうち9カ所は「開かずの踏切」だ。

地下化区間の位置(赤)。【画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット】
西谷~二俣川間の縦断面図。鶴ケ峰駅とその前後を箱型トンネルや円形トンネルで地下化する。【画像:横浜市】

都市計画が1月に決定済みで、本年度2022年度上半期には事業認可の見込み。

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