新京成電鉄の鉄道高架化が完了 踏切12カ所解消、12月に



新京成電鉄は10月11日、新京成線の鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間の上り線(松戸方面)を12月1日の始発から高架に切り替えると発表した。

12月に高架化される新京成線。【画像:新京成電鉄】

切替工事は11月30日の深夜に実施。京成津田沼発→くぬぎ山行きの3本(終列車を含む)は、鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間を区間運休とし、バスやタクシーによる代行輸送が行われる。列車は12月1日の始発から高架線を走り、あわせて初富駅と北初富駅の改札口が高架下に移転する。

悪天候で工事が中止になった場合は12月7日深夜に切替工事を行い、12月8日の始発列車から高架線を運転を開始する。

鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間は1999年に高架化(連続立体交差事業)の都市計画が決定。2002年の事業認可を経て工事が始まった。下り線は2017年10月21日に高架化が完了しており、今回の上り線の高架化で12カ所の踏切が解消される。