東武佐野線の葛生駅(栃木県佐野市)にあるトイレが改修され、10月9日から使用を開始した。「東海道新幹線再生アルミ」が建材として使われている。

東武鉄道・JR東海・JR東海商事の3社によると、東海道新幹線再生アルミはN700系電車の車体で使用していたアルミニウムをリサイクルしたもの。製造時の二酸化炭素(CO2)排出量を通常のアルミ新製時に比べ97%削減できるという。
葛生駅のトイレは1989年に整備された。改修面積は6.9平方m。N700系のX35~37編成で使われいたアルミを構造軸組材(柱梁材)として使用している。

今後、東武宇都宮線の国谷駅(栃木県壬生町)にあるトイレも東海道新幹線再生アルミを使用して改修する予定だ。
東海道新幹線再生アルミはJR東海の飯田線・下地駅の駅舎を建て替えた際も使用されている。3社によると、鉄道駅の旅客トイレで東海道新幹線再生アルミを用いるのは葛生駅が初めてという。
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