東北本線「橋脚損傷」早期復旧、郡山~仙台「臨時快速」も運転開始



橋脚の損傷が発見され運転を見合わせていた東北本線の一部区間について、JR東日本は3月22日の昼頃までに橋脚の復旧作業を終え、運転を再開した。郡山~仙台間の臨時快速も運転を開始した。

復旧工事が行われた東北本線・東福島~伊達間の橋脚。【画像:JR東日本】

橋脚が損傷したのは東北本線の東福島~伊達間。JR東日本によると、3月21日の夕方頃に設備の損傷を発見し、同区間とその前後の区間の運転を見合わせた。

翌3月22日の運転計画では、東北新幹線・那須塩原~郡山間の運転再開にあわせ、東北本線・那須塩原~仙台間の臨時快速を郡山~仙台間に変更して運転することになっていたが、この影響で3月22日の臨時快速の運転中止が決まった。

しかしその後、東北本線は復旧作業の進展で3月22日の午後以降、運転を再開。郡山~仙台間の臨時快速も運転を開始し、早期の復旧が図られた。

郡山~仙台間の臨時快速は3月23日以降、郡山発8~21時台と仙台発5~18時台で、上下各6本が運行される計画だ。

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