東武線~日比谷線の直通60周年記念「すごろく」乗車券 「THライナー」乗車で特典も



東武鉄道は3月21日から「東武鉄道 日比谷線直通60周年記念乗車券」を発売する。「THライナー」に乗車すると「オリジナル電車カード」がもらえる特典が付く。

かつて東武線~日比谷線の直通運転で使われていた20000系。【撮影:草町義和】

東武動物園公園駅から600円区間など4枚の硬券乗車券と台紙をセット。券面は地図式1枚と金額式2枚、一般式1枚になる。台紙は「すごろく」になっており、直通運転開始当時の駅名を再現したマスに日比谷線直通車として運行してきた車両をコマにして楽しめる。

「東武鉄道 日比谷線直通60周年記念乗車券」のイメージ。すごろくとして楽しむことができる。【画像:東武鉄道】

発売額は1セット1000円。3月21日から4月20日まで東武線の北千住駅など38駅で販売されるが、3000セット限定で売り切れ次第販売を終了する。

このほか、台紙に付いている引換券を切り取って土曜・休日に席指定制列車「THライナーに乗ると、東武線車内(北千住~久喜間)でPVC仕様の「オリジナル電車カード」がプレゼントされる。上り(恵比寿行き)と下り方面(久喜行き)でカードの種類が異なる。

現在の東武線~日比谷線の直通列車で使われている70000系。【撮影:草町義和】

日比谷線は1961年、南千住~仲御徒町間が営団地下鉄(現在の東京メトロ)の路線として開業。いまから60年前の1962年5月31日、北千住~南千住間と仲御徒町~人形町間が延伸開業し、同時に東武伊勢崎線との相互直通運転が始まった。

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