北九州港で新造フェリー3隻「一度に見学」JR九州のウォーキング企画



JR九州は3月21日、「春の大冒険!新造船フェリー潜入ウォーク!」と題したウォーキング企画を実施する。名門大洋フェリー・阪九フェリー・東京九州フェリーのフェリー3社と北九州市との共催。フェリー3社が導入した新造フェリーの船内を一度に見学できる。

阪九フェリーが運航しているフェリー。【画像:SHKライングループ】

スタート地点は日豊本線の下曽根駅で、受付時間は9時から11時30分。同駅から北九州港のフェリー発着所に向かう。名門大洋フェリー「きょうと」(2021年12月就航)と阪九フェリー「やまと」(2020年6月就航)、東京九州フェリー「それいゆ」(2021年7月就航)の船内を見学し、 東京九州フェリーターミナル前でゴールとなる。距離は合計約12km。

ゴール地点では、北九州市が作成したオリジナルポストカードの配布や、北九州港のマスコットキャラクター「スナQ」のぬいぐるみが当たる抽選会が行われる。また、東京九州フェリーは観光PRブースを設け、神奈川県横須賀市の土産物の販売や展示を行うほか、北九州市による「スナQ」グッズの販売も行われる。

東京九州フェリーが運航しているフェリー。【画像:SHKライングループ】
名門大洋フェリーのフェリー「きょうと」。【画像:三菱重工】

参加費は無料(下曽根駅までと東京フェリーターミナルからの交通機関を除く)で事前申込も不要。ただし船内見学は当日配布される「ナンバリングされたコースマップ」を所持している人に限られる。

当日はJR九州が小倉8時40分→下曽根8時55分の行橋行き臨時列車を運行。ゴール地点の東京九州フェリーターミナルからは門司駅まで西鉄バスの利用が可能で、臨時バスも随時運行される。

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