クルーズトレイン「ななつ星」「瑞風」当面運休 新型コロナウイルス拡大受け



JR西日本とJR九州は2月27日、両社が運行しているクルーズトレインを当面のあいだ、運休すると発表した。新型コロナウイルス感染症対策の一環。

JR西日本のクルーズトレイン「トワイライトエクスプレス瑞風」。【撮影:草町義和】

JR西日本のクルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS(トライライトエクスプレス) 瑞風」は、2月29日出発分から3月16日出発分まで運休する予定。3月18日以降の運転は未定だ。同社は厚生労働省「新型コロナウィルス感染症対策の基本方針」に基づき検討。「現在の国内における感染の拡大の状況等」を踏まえて運休を決めたという。

JR九州も厚労省の基本方針を踏まえ、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の運休を決定。3月3日から28日まで計9回の運転を中止する。4月以降は運転の予定。青柳俊彦社長は2月27日の記者会見で「他のD&S列車(JR九州の観光列車)はいまのところ運転する予定」と話した。