函館本線・倶知安駅のホームを移設 現在のホームは「新幹線高架橋」に



倶知安駅の現ホームと新ホームの位置。西側にホームを移転して現ホームの場所には北海道新幹線の高架ホームが整備される。【画像:JR北海道】

JR北海道は9月17日、函館本線・倶知安駅のホームを移設し、10月31日から使用開始すると発表した。北海道新幹線の札幌延伸に伴う工事の一環。

新しいホームは現在のホームの西側に1面(延長92m、幅4.5~5m)設けられ、長万部・小樽の両方面に通じる線路と、小樽方面のみ通じる線路の2線が設けられる。現在の駅舎と新ホームを結ぶ連絡通路(延長約40m、幅約3m)も設けられる。

新ホームへの切替工事に伴い、10月30日は小樽発21時35分・22時30分の倶知安行き普通列車2本が運休。翌31日の朝も倶知安5時20分発の小樽行き普通列車が運休するほか、蘭越6時16分発の札幌行き快速「ニセコライナー」も蘭越~倶知安間のみ運休する。いずれも代行バスが運行される。

倶知安駅は函館本線の現在のホームがある場所に北海道新幹線の高架ホーム(相対式ホーム2面2線)が整備される計画。このため、函館本線のホームを移設することになった。

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