北大阪急行電鉄が延伸工事区間で子供向け見学会 シールドドマシンなど公開



北大阪急行電鉄は2020年2月8日、延伸工事区間の中間にある箕面船場阪大前駅(大阪府箕面市)の予定地で「延伸工事こども見学会」を開催する。

延伸工事区間で使われているシールドマシン。【画像:北大阪急行線延伸推進会議】

現地で完成したばかりのシールドトンネルや、シールドトンネルの掘削装置(シールドマシン)などを見ることができる。参加できるのは小学5・6年生と中学生、高校生。このうち小学生は保護者同伴でないと参加できない。

当日は1回目が9時30分~11時、2回目が12時30分~14時、3回目が15時~16時30分に行われ、各回の定員が35人の事前応募制。応募は2020年1月10日まで応募専用ウェブサイトで受け付けている。

北大阪急行電鉄は、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)御堂筋線の終点・江坂駅と千里中央駅を結ぶ5.9kmの鉄道路線(南北線)を運営。御堂筋線との相互直通運転を行っている。古くから南北線を箕面方面に延伸する構想があり、2017年1月に千里中央~箕面萱野間2.5kmの区間(南北線延伸線)で工事に着手した。

延伸区間の工事現場。【撮影:草町義和】
現在の北大阪急行電鉄の終点は写真の千里中央駅。ここから箕面萱野駅まで2.5km延伸される。【撮影:草町義和】

当初は2020年度の開業を予定していたが、基礎を構築する部分に昔のコンクリート擁壁が残っていたことや用地買収の難航などにより、現在は2023年度の開業を目指して工事が進められている。