JR東日本八王子支社と東京都青梅市の2者は12月12日、工事のため閉園していた青梅鉄道公園について、来年2026年3月21日にリニューアルオープンすると発表した。「中央線・青梅線をはじめ鉄道の歴史を伝える学びの場」と位置付け、新しい記念館を整備。展示車両は3両増やして13両にする。

旧記念館は3階建てだったが、新記念館は平屋建てに。延床面積は約450平方mで、授乳室やバリアフリー対応のトイレを設ける。周辺の自然環境と融和できるよう建物の高さを抑え、木調の素材を取り入れたという。2者は「新記念館にはゆっくりと鉄道を学べるエリアや、デジタルを活かしたコンテンツの準備を進めています」としている。

閉園前の展示車両は10両だったが、これに3両を加えて13両に。すべての車両は屋根がある場所で静態展示する。新たに展示される車両は、201系電車(先頭車のクハ201-1)とED60形電気機関車、115系電車の先頭車。いずれも中央線・中央本線で運用されたことがある形式だ。



このほか、0系新幹線電車が展示されている場所に向かう階段の横に大型すべり台を設置。鉄道車両の運転操作を体験できるトレインシミュレーターも設置して有料で提供する。
リニューアルオープン後の営業時間は10~16時。入園料は大人(中学生以上)500円、小学生200円、3歳以上未就学児100円になる。

青梅鉄道公園は国鉄時代の1962年、日本の鉄道開業90周年を記念して開園。国鉄の蒸気機関車としては最後の新造・新形式となったE10形や、昭和戦前期に製造され中央本線や上越線などで運用されたED16形電気機関車など貴重な車両が展示された。施設の老朽化に伴い2023年8月限りで休園し、リニューアル工事が行われていた。
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