JR首都圏「初日の出列車」富士山・河口湖方面に臨時列車 伊豆方面など縮小



JR東日本の東京支社は11月17日、来年2021年1月1日に首都圏で運転する初日の出鑑賞の臨時列車の概要を発表した。前年度(2020年1月1日)に比べ伊豆方面などは縮小される一方、富士山・河口湖方面の臨時列車が運転される。

「富士回遊93号(富士初日の出号)」で運用されるE257系。【画像:JR東日本】

伊豆方面は臨時快速「伊豆初日の出号」が運転される。運転区間と時刻は品川4時15分発→伊豆急下田7時41分着。車両は185系電車6両編成で全席指定。前年度に新宿→伊東間で運転された臨時快速「伊東初日の出号」は運転されない。

犬吠埼・南房総方面は、臨時特急「開運銚子初日の出」(両国2時55分発→銚子5時05分着)と臨時特急「外房初日の出」(往路:新宿3時00分発→千倉5時25分着、復路:千倉9時40分発→新宿12時38分着)が運転される。

前年度に比べ運転本数が2本減り、運転区間も縮小。高尾発や大宮発は設定されない。車両は「開運」がE257系電車の5両編成、「外房」は255系電車9両編成だ。

このほか、前年度の1月1~3日に実施されていた特急「成田エクスプレス」の成田駅の臨時停車は行われない。

一方、富士山・河口湖方面では臨時特急「富士回遊93号(富士初日の出号)」が新宿4時13分発→河口湖6時17分着のダイヤで運転される。車両はE257系の5両編成。