JR九州の大分車両基地が一般公開 DD200-701や「36ぷらす3」展示



JR九州の大分支社は11月3日、車両基地の大分車両センター(日豊本線の牧駅から徒歩約6分)の一般公開イベント「2021 トレインフェスタ in 大分」を開催する。開催時間は10~15時。入場は無料。

JR九州のDD200-701。【画像:JR九州】

運転台見学や車両床下検査の「お仕事体験」、転車台やアルミカート、洗浄線の「乗り物体験」、LED発車標をバックにした記念撮影、ミニトレインの運行、鉄道用品の販売、車両の見学・展示などが行われる。事前の予約などは不要だが、入場制限(約1000人)が実施される。

車両の見学・展示では、787系電車を改造した観光列車「36ぷらす3」を展示し、車内見学も可能。このほか、DD200形の701号機も急きょ展示が決まった。DD200形はJR貨物の電気式ディーゼル機関車だが、ほかの鉄道会社も導入しており、これまでにJR九州の701号機と水島臨海鉄道の601号機、京葉臨海鉄道の801号機が製造されている。

「36ぷらす3」の車両見学時間は10~14時の予定。車内に一度に入る人数を制限した定員制で、1回の見学時間は10分前後だ。待機者多数の場合は整理券を随時配布。1日の見学可能人数を超えた場合は整理券の配布を終了する。DD200-701は外観のみの公開だ。

このほか、大分駅から会場へのアクセス列車「フェスタトレイン」が運行されるが、乗車申込みは10月24日に終了。「36ぷらす3」に乗って「トレインフェスタ」に参加するツアー商品も満員となっている。

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