若桜鉄道の観光列車第3弾「若桜」3月7日から 試乗会などは中止



若桜鉄道は3月7日から、観光列車「若桜」の運転を始める。初日3月7日の運転時刻は次の通り。JR因美線に乗り入れて若桜~鳥取間を3往復する。

鳥取12時21分発→若桜13時08分着
鳥取14時22分発→若桜15時09分着
鳥取16時30分発→若桜17時20分着

若桜11時23分発→鳥取12時11分着
若桜13時18分発→鳥取14時09分着
若桜15時16分発→鳥取16時05分着

若桜鉄道が使っている気動車4両のうちWT3000形3両(WT3001・3003・3004)は、老朽化に伴う車両の修繕にあわせて観光列車タイプの車両に改装することになり、これまでにWT3001「八頭」とWT3003の「昭和}が改装済み。最後に残ったWT3004が「若桜」として3月7日から運転を始める。

前日の3月6日には「若桜」の内覧会や試乗会が行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染防止対策のため中止に。3月7日の出発式も規模を縮小し、関係者だけでセレモニーを行うことになった。一般客の入場制限を行う場合もあるという。

3月8日には、「昭和」「八頭」「若桜」の3両を連結した列車が客を乗せずに運転される予定だ。

若桜鉄道の観光車両「若桜」のイメージ。【画像:若桜鉄道】