拝島駅で11月に切替工事 中央快速「グリーン車」「12両編成」準備、運行計画も発表



工事期間中の運行イメージと工事内容。【画像:JR東日本】

JR東日本の八王子支社は9月10日、11月13日から15日にかけ青梅線・五日市線・八高線の拝島駅(東京都昭島市)で線路切替工事を実施すると発表した。中央快速線のグリーン車導入と12両編成化に向けた準備の一環。

工事期間は11月13日0時頃から15日6時頃まで。拝島駅の1番線ホーム(五日市線)を延伸するため、立川寄りの線路(約120m)の配線変更などの工事を行う。1番線ホームも約35mに渡り最大で約60cm拡幅する。

工事期間中の運行計画も発表された。列車の運休はないが、11月13・14日は青梅線・五日市線・八高線の一部の列車で時刻の変更(1~7分)を行う。また、五日市線の列車は1番線ホームの停止位置を武蔵五日市寄りに変更。中央線方面~五日市線の直通列車は線路切替で1番線ホームを使用できないため、2・3番線ホームを使用する。

中央快速線ではおもに10両編成のE233系電車が運用されているが、2023年度末に2階建てグリーン車2両を増結して12両編成に変更される予定。これに伴い中央快速線の各駅や同線と直通する青梅線の拝島駅や青梅駅などでホーム延伸などの工事が進められている。

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