大阪の新線「なにわ筋線」事後調査計画書の縦覧実施 環境影響評価手続きの一環



大阪市の環境局は6月12日から7月13日まで、なにわ筋線の事後調査計画書の写しの縦覧を実施する。同市の環境影響評価条例に基づく手続き。

なにわ筋線の建設ルート。【画像:関西高速鉄道】

縦覧場所は環境局の環境管理部環境管理課(ATCビルQ’s棟南館5階、大阪メトロ南港ポートタウン線のトレードセンター前駅より約400m)。縦覧時間は9時から17時30分までで、土曜・休日を除く。

なにわ筋線は、大阪駅北側の再開発エリアに設けられるJRの北梅田駅(営業上は大阪駅の新ホーム)とJR難波駅、南海電気鉄道(南海電鉄)新今宮駅を結ぶ新線の計画。第三セクターの関西高速鉄道が建設し、JR西日本と南海電鉄が関西高速鉄道から線路を借りて列車を運転する。

開業は2031年春の予定。今年2020年2月に関西高速鉄道が鉄道事業法に基づく工事施行認可を受けており、着工に向けた準備が進められている。