JR西日本は7月28日、ダイヤ改正を10月2日に実施すると発表した。21線区で合計127本の運転を取りやめる。近畿エリアは昼間時間帯の列車を減便し、それ以外の西日本エリアでは昼間時間帯を中心に減便する。対象の線区と減便本数は次の通り。
●近畿エリア(計60本)
琵琶湖線(米原~長浜):10本
JR京都線(京都~高槻):16本
JR神戸線(須磨~西明石):8本
山陽線(相生~上郡):10本
山陽線・赤穂線(姫路~播州赤穂):8本
大和路線(奈良~加茂):8本
●西日本エリア(計67本)
北陸エリア(小浜線・越美北線):11本
北近畿エリア(山陰線):5本
南紀エリア(きのくに線・和歌山線):14本
瀬戸内エリア(山陽線・瀬戸大橋線・津山線・桃太郎線・福塩線):17本
山陰エリア(山陰線・伯備線・因美線・境線・芸備線):20本
JR西日本は5月、新型コロナウイルスの影響で利用者が減少している現状を踏まえ、列車を減便するダイヤ改正を行うと発表。来年2022年春のダイヤ改正を前倒しする形で今年2021年10月に実施し、近畿エリアで約60本、それ以外の西日本エリアで約70本、減便するとしていた。
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