新潟駅「高架下の商業施設」来年1月着工 周辺整備にあわせて段階的に整備



JR東日本新潟支社とJR東日本新潟シティクリエイトは11月25日、新潟駅の高架下に設ける商業施設の開発工事に着手すると発表した。新潟駅の連続立体交差事業(連立事業)と同駅周辺の整備にあわせて段階的に進め、2024年春頃の全面オープンを目指す。

新しい新潟駅(万代広場側)の外観イメージ。【画像:JR東日本・JR東日本新潟シティクリエイト】

商業施設は地上2階(一部3階)で、延床面積は約3万平方m。このうち店舗面積は約1万3000平方mになる。4期に分けて段階的に整備し、第1期は来年2022年6月頃オープンの予定。続いて第2期が2023年春頃、第3期が2023年冬頃にオープンし、2024年春頃に第4期がオープンする予定だ。着工は2022年1月の予定。

新潟駅高架下の計画図。【画像:JR東日本・JR東日本新潟シティクリエイト】
高架下商業施設のイメージ。【画像:JR東日本・JR東日本新潟シティクリエイト】
コンコースのイメージ。【画像:JR東日本・JR東日本新潟シティクリエイト】

新潟駅では在来線を高架化する連続立体交差事業(連立事業)が進行中。2018年4月に高架ホームの一部が完成して使用を開始した。昨年2020年からは新潟支社ビルや万代口駅舎の撤去工事が始まっている。商業施設は連立事業により創出される高架下の空間に整備される。

本年度2021年度中には線路の高架化が全面的に完了する予定。来年度2022年度中には高架下交通広場が完成し、バスターミナルも南北一体化する。2023年度中には万代口広場の整備が完了する予定だ。

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