台風7号の接近に伴い、東海道・山陽新幹線など東海・近畿エリアを中心とした鉄道各線で8月14日から15日にかけ計画運休が実施される。
JR東海の運行情報（8月13日19時）によると、8月15日は東海道新幹線の名古屋～新大阪が終日運休に。東京～名古屋も大幅に減便した臨時ダイヤでの運行になり、普通車は全車自由席として運行するという。
JR西日本の運行情報（8月13日20時30分時点）によると、8月15日は山陽新幹線の新大阪～岡山で計画運休を行う可能性がある。岡山～博多では計画運休は実施しないが、台風の影響次第で運転の見合わせや遅延が発生する可能性があるという。
在来線でも計画運休が実施される。JR東海の運行情報（8月13日21時30分時点）によると、名古屋地区の在来線は8月14日の12時ごろから東海道線の豊橋～大垣で減便し、16時ごろから紀勢線・参宮線・名松線を終日運休。8月15日は全線で計画運休を行う可能性があるという。
JR西日本の運行情報（8月13日21時18分時点）によると、8月15日は近畿エリアを中心とした次の各線区で終日運休する計画。ほかの線区でも運休する可能性があるとしている。
北陸線：長浜～近江塩津～敦賀
琵琶湖線：長浜～京都
JR神戸線：西明石～姫路
山陽本線：姫路～上郡
赤穂線：相生～播州赤穂
湖西線：京都～近江塩津
草津線：柘植～草津
奈良線：京都～奈良
学研都市線：木津～松井山手
大和路線：加茂～JR難波
おおさか東線：大阪～久宝寺
万葉まほろば線：奈良～高田
和歌山線：王寺～五条
関西線：亀山～加茂
阪和線：天王寺～和歌山
羽衣線：鳳～東羽衣
関西空港線：日根野～関西空港
このほか、名古屋圏や関西圏の私鉄・地下鉄なども8月15日は運休する可能性があるとしている。
気象庁によると、台風7号は八丈島の南を北西に進んでおり、8月15日には東海・近畿に接近して上陸するおそれがある。鉄道各社局は最新の台風情報や運行状況を確認したうえで利用するよう呼びかけている。
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